2003年~2004年テレビ朝日で放映されていた「仮面ライダー555」。その仮面ライダー555の20年後を描いた映画がなんと2024年に上映されることに決定しました!
ただ中には
・詳しいあらすじを知らない人や忘れた人、
・最終回がカギを握っているようだけど、どんな話だったかを知りたい人も
多くいると思います。
そこでここからは、仮面ライダー555自体のあらすじと、最終回のあらすじやネタバレについて紹介していきます♪

子どもと仮面ライダーにハマっている私もワクワク♪早速あらすじから見ていきましょう~!
仮面ライダー555のあらすじ
これが、夢の続きだ…! pic.twitter.com/eNyPoFHZR2
— 半田健人【公式】 (@handakento) May 5, 2023
物語の主人公は、夢をもつことができない青年「乾巧(いぬい たくみ)」です。
そしてよくもう一人の主人公として挙げられる青年「木場勇治(きばゆうじ)」の2人の男性の物語が中心になりストーリーは進みます。
1話目で巧は、旅の途中で特殊な変身ベルト「ファイズギア」をもつ「園田真理」に遭遇し、そこで怪人「オルフェノク」に襲われてしまいます。
「オルフェノク」って?
一度死んでしまった人間が覚醒し怪物となったものをさす。普段は人間体で社会に溶け込んで生活し、必要な際にオルフェノクの姿へと変身する。ただし、中には巧のようにオルフェノクでありながら正体を隠して人間として生きて行こうとしているオルフェノクも存在している。
真理が変身しようとベルトを装着しても変身はできませんが、代わりに巧にベルトを装着させると、巧は仮面ライダー555(ファイズ)に変身することができ、危機一髪助かることになります。
…実は、このベルトを装着して変身できるのには条件があり、その一つが「オルフェノク」であること。そう、巧は幼い頃の事故後、オルフェノクとして覚醒しているのです。
ただ、巧はこの力により、自分が自分でいられなくなるかもしれない、という恐怖心により夢を持てないでいました。
最初はそんなつもりもなかった巧ですが、この変身ベルトである「ファイズギア」を狙うスマートブレインたちが率いるオルフェノクたちと仮面ライダー555(ファイズ)として戦っていきます。
一方、東京で暮らしていた「木場勇治」は交通事故により、両親を失った上に自身も2年間昏睡状態に陥り、死亡宣告がなされました。
しかし、その後なぜか蘇生を果たし、混乱しつつも自宅に戻ります。
ただ、2年間という月日の流れの中で自宅は既になくなっていました。叔父たちが財産を全て利用していたこと、既に恋人が従兄弟にとられているという残酷な現実を知ることとなります。
それだけでなく、最終的には恋人からの裏切り…すべてを失った勇治はオルフェノクへと変身してしまい、従兄弟と元恋人を手にかけてしまいます。
そんな彼を見てスマートブレインは自分たちの手元に置こうとしましたが、同じようにオルフェノクとなった仲間たちと出会い、人間とオルフェノクの共存の世界を目指し始めます。



単純に「敵」「味方」という従来の仮面ライダーとはまた違う作品ですよね。複雑でありながらも、見ごたえたっぷりの非常に支持を得ている作品です。
ちなみに脚本はあの井上敏樹先生…!
最近では、戦隊シリーズの「ドンブラザーズ」の脚本を執筆されていて、大盛り上がりでしたね。
仮面ライダー555の最終回は?
物語が進む中で巧と木場には様々な苦難が待っていますが、一時は人間とオルフェノクとの共存を目指していた木場は人間に絶望。
スマートブレイン側へと戻ってしまい、巧と木場は対立することになってしまうのです。
そんな背景がある中で迎えた最終回。
最終回では、人類最大の敵「オルフェノクの王:アークオルフェノク」がついに覚醒してしまいます。
オルフェノクは人類の進化系でもあるため、寿命があります。
しかし、アークオルフェノクの力があれば、オルフェノクたちは死から逃れられることになり、人間たちは滅びる運命にあるといいます。
一方で対峙する巧と木場。
2人が戦う中で、巧の手からは灰がサラサラとこぼれます…。オルフェノクは死ぬ際、灰化するのですが、これはオルフェノクとしての寿命が近づいていることの現れでした。
巧はかなり危機的状況に追い込まれながらも、とどめとして、木場に向って剣を振り下ろします。
しかし…巧は「俺は人間を守る。お前も人間だ。」とオルフェノクとして生きようとしていた木場の言葉を否定し、とどめは刺しませんでした。
それを受け最後は「答えが知りたい」とし、アークオルフェノクを後ろから羽交い絞めにし、自分もろとも倒すようにさせます。
最後は「アークオルフェノク」を木場の捨て身の援護のおかげで打倒します。
この後、直接的には戦いの終わりは語られることはなく、平和な日常へのシーンへと移っていきます。
主人公である巧は「夢が持てない」という話をしたのですが、最後に「みんなが幸せになりますように…」という夢を語るシーンも出てきます。
仮面ライダー555の20年度を描いた映画ではどうなる?
仮面ライダー555の最新作である2024年放映予定の「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」は一体どんな内容になるのでしょうか。
ですが映画の広告には「夢の続き 見せてやるよ」とのキャッチコピーが入っており、どんな夢の続きを見せてもらえるのか今からワクワクですよね。
仮面ライダー555ではテレビシリーズがあった頃『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』として2003年に公開されていますが、このときの映画はテレビシリーズとは逆に全く違う世界(パラレルワールド)として独立して描かれています。
パラレルワールドなので、人類はほぼ全員オルフェノク化していたり、巧は消息不明になっていたり…と色々起こっています。
ですが、今回は本作の本当に続きの映画になるでしょうし、どのような内容になるのかが今から楽しみですね。何か内容が分かり次第またお伝えしますね♪
仮面ライダー555のあらすじ&最終回ネタバレ まとめ
仮面ライダー555は斬新な設定だけでなく、オルフェノクを通して人間らしい弱さ、人間臭さ、一方で「人間だからこそ」という部分も描かれており、私もとても好きな作品の一つです。
未だにファンも多い人気作品なのも納得です。
その20年後を描いた「仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド」は2024年に期間限定で上映予定です。
今後の上映スケジュールなどが分かったらまた更新しますね!