永久脱毛は自宅で簡単にできる?永久脱毛のような綺麗な肌を目指なら?
永久脱毛は自宅ではできない
結論から言うと、自宅で永久脱毛をすることはできません。
自宅での脱毛方法として、シェーバーやワックス脱毛など様々な方法があります。
家庭用脱毛器であれば、自宅でも脱毛サロンに近い方法で脱毛することができます。
もちろん、上で挙げたような自宅での脱毛方法で、ある程度毛の量を減らしたり生えるスピードを遅くすることは可能です。
しかし、永久脱毛と同じレベルまで毛が生えてこないようにすることはできません。
では、なぜ自宅で永久脱毛ができないのでしょうか?
自宅で永久脱毛ができない主な理由としては、以下のようなことが挙げられます。
永久脱毛は専門の医師が行う脱毛方法である
家庭用脱毛器は照射レベルが弱い
これらの理由について、ひとつずつ詳しくご紹介いたします!
永久脱毛を自宅でできない理由①永久脱毛は専門の医師が行う脱毛方法だから
自宅で永久脱毛できない理由の一つ目として、永久脱毛は専門の医師が行う必要があるという点が挙げられます。
一般的に永久脱毛と呼ばれているのは、毛根にある発毛組織を破壊することによって毛が生えてこないようにする、という脱毛方法です。
代表的な永久脱毛の方法としては、毛が生えている部分にレーザーを当てて毛根を破壊する医療レーザー脱毛や、細い針を毛穴ひとつひとつに差し込み電流を流すことで毛根を破壊するニードル脱毛などが挙げられます。
このような「毛根を破壊する」という行為は医療行為に分類されています。
そのため、医師や看護師といった専門の資格を持った人でなければ永久脱毛をすることはできません。
つまり、永久脱毛は病院や専門のクリニックでないと受けられないのです。
永久脱毛を自宅でできない理由②家庭用脱毛器では照射のレベルが低いから
二つ目の理由として挙げられるのは、家庭用脱毛器の照射レベルが低いという点です。
決して照射レベルが低いから良くない、という訳ではありません。
家庭用脱毛器は、照射レベルを低くしなければならないのです。
一つ目の理由でも述べましたが、永久脱毛をするには毛根を破壊する必要があります。
毛根を破壊するということは医療行為にあたり、医師や看護師でないと行えません。
そのため、家庭用の脱毛器では照射できるパワーが限られているのです。
医療行為に当たらないレベルで作られた家庭用脱毛器が照射できるパワーでは、毛根を刺激して弱らせることは可能ですが、完全に脱毛することはできません。
毛が生えてくるスピードが遅くなったとしても、生えなくなることはないということです。
自宅で簡単に脱毛する方法①カミソリ
自宅で毛を処理する方法として、最も簡単なのがカミソリです。
カミソリのメリットとしては、
安い値段で手に入る
気になったときにすぐ処理できる
などがあります。
カミソリは、コンビニやドラッグストアで簡単に手に入り、処理にかかる時間も短くて済みます。
顔用やボディー用など様々な種類が売られているため、用途に合わせて使い分けることができるのもカミソリの特徴の一つです。
デメリットとしては、
肌トラブルを起こす可能性がある
表面の毛しか処理できない
などが挙げられます。
誤った方法で処理をしていれば、埋没毛やカミソリ負けが起こることもあります。
また、カミソリでは肌表面の毛しか処理できないため、脱毛が持続する期間が短くなっています。
自宅で簡単に脱毛する方法②毛抜き
自宅での処理には、毛抜きという方法もあります。
毛抜きを使うメリットとしては、
細かい部分の毛も処理することができる
毛根から抜けば数週間生えてこない
などが挙げられます。
ピンセットを使えば、シェーバーなどで処理しにくい足の付け根や膝裏なども綺麗に脱毛することができます。
また、カミソリのように肌表面の毛を処理するのではなく毛根から抜くことができるため、生えるまでの期間が長くなります。
毛根から抜くことで、毛が生えるまでは仕上がりもツルツルになるというメリットもあります。
さらに、電動の毛抜きもたくさん発売されているので、足や腕なども短時間で処理することができます。
反対に、デメリットとしては
肌に負担をかける
肌トラブルを引き起こす可能性がある
などがあります。
毛抜きを使うということは、無理やり毛を抜いているわけですから肌にかかる負担は大きくなります。
これが原因となって、埋没毛や毛根の周りに赤みや痛みが生じる毛嚢炎という炎症が起こる可能性もあります。
自宅で簡単に脱毛する方法③電気シェーバー
自宅でムダ毛の処理をする際、一般的なのが電気シェーバーです。
電気シェーバーのメリットは以下のとおりです。
肌へのダメージが少ない。
扱いやすい。
電気シェーバーはカミソリとは違い、肌に直接刃が当たらないためカミソリ負けなどの心配がありません。
さらに、ワックス脱毛のように毛を抜くわけではありませんので、痛みがなく肌へのダメージも少ないです。
また、乾いた肌に直接使用することもでき、肌を滑らせるだけで処理できるため、誰でも簡単に扱うことができるのも電気シェーバーのいいところです。
しかし、もちろんデメリットもあります。
やはりムダ毛を抜くわけではないので数日で毛が生えてきてしまいます。
こまめに手入れをする必要があるという点がデメリットとして挙げられます。
電気シェーバーでは、永久脱毛することはできませんので、注意が必要です。
自宅で簡単に脱毛する方法④脱毛ワックス
近年では、ワックス脱毛もムダ毛処理の方法として一般的になってきました。
ワックス脱毛は、ワックスに毛を密着させ、剥がすことで毛を抜いていく方法です。
そんなワックス脱毛のメリットは、
処理してすぐに効果が出る。
古い角質やうぶ毛も処理できる。
などが挙げられます。
光脱毛などに比べて、ワックスを使うと脱毛した箇所がすぐにツルツルになります。
さらに、毛を剃っているわけではないので、毛穴が目立つ…なんてこともありません。
シェーバーに比べて、ツルツルの持続期間が長いこともメリットの1つと言えます。
また、ワックス脱毛ではムダ毛と一緒に肌表面の古い角質やうぶ毛も処理することができます。
その結果、肌のトーンアップも期待できます!
デメリットといえば、やはりワックスを剥がすときの痛みが挙げられます。
最初のうちはVIOや脇などは特に痛みを感じやすく、慣れるまでに時間がかかります。
また、セルフでワックス脱毛をするとなると、うまくワックスを剥がせなかったり、毛が抜けないなど、少しコツが必要な点もデメリットと言えるでしょう。
自宅で簡単に脱毛する方法⑤除毛クリーム
ドラッグストアでは、ムダ毛処理グッズとして除毛クリームが売られている事が多いです。
除毛クリームは、処理したい部分に塗り、数分置くことで、毛のタンパク質を溶かして除毛します。
除毛クリームを使うメリットとしては、
剃り残しがなく、チクチクしない
細かい部分まで処理できる
などがあります。
カミソリやシェーバーで毛を剃ると、どうしても断面が斜めになってしまい、次に生えてきたときにチクチクしてしまいます。
しかし、除毛クリームなら毛を溶かしてくれるので、断面が丸いままになります。
そのため、生えてきたときにチクチクしない、というメリットがあります。
また、カミソリなどではどうしても処理しにくいひざ裏なども、クリームを塗ることによってきれいに処理できます。
デメリットとしては、敏感肌の人や肌が弱い人の場合は肌あれや炎症を引き起こしてしまう可能性があることや、顔やVIOに使用できない商品が多いという事が挙げられます。
自宅で簡単に脱毛する方法⑥家庭用脱毛器
最近では、サロンに行かずとも自宅で光脱毛ができる家庭用脱毛器も人気があります。
そんな家庭用脱毛器のメリットは、
自宅でサロンと近い方法で手入れできる
回数を重ねることで、毛根がなくなり毛穴が小さくなる
などが挙げられます。
シェーバーやワックス・除毛クリームでは、数日〜数週間で毛が生えてきてしまいます。
しかし、家庭用脱毛器であれば、使い始めは数週間おきのお手入れが必要ですが、回数を重ねるとサロンで脱毛するのと近い効果が得られるようになります。
また、サロンのような光脱毛と同じことを行いますから、回数を重ねると徐々に毛根がなくなり、毛穴も小さくなります。
これは、他の脱毛方法ではできない効果ですよね。
しかし、もちろんデメリットもあります。
デメリットには、他のセルフ脱毛の方法に比べて初期投資費用が高いことが挙げられます。
脱毛ワックスや除毛クリームは数千円で購入できますが、家庭用脱毛器は安い脱毛器であっても数万円はかかってしまいます。
永久脱毛は自宅でできない!自宅で効果的な脱毛は?
自宅での脱毛で最も効果的なのは家庭用脱毛器
最近では、サロンに行かずとも自宅で光脱毛ができる家庭用脱毛器も人気があります。
そんな家庭用脱毛器のメリットは、
自宅でサロンと近い方法で手入れできる
回数を重ねることで、毛根がなくなり毛穴が小さくなる
などが挙げられます。
シェーバーやワックス・除毛クリームでは、数日〜数週間で毛が生えてきてしまいます。
しかし、家庭用脱毛器であれば、使い始めは数週間おきのお手入れが必要ですが、回数を重ねるとサロンで脱毛するのと近い効果が得られるようになります。
また、サロンのような光脱毛と同じことを行いますから、回数を重ねると徐々に毛根がなくなり、毛穴も小さくなります。
これは、他の脱毛方法ではできない効果ですよね。
しかし、もちろんデメリットもあります。
デメリットには、他のセルフ脱毛の方法に比べて初期投資費用が高いことが挙げられます。
脱毛ワックスや除毛クリームは数千円で購入できますが、家庭用脱毛器は安い脱毛器であっても数万円はかかってしまいます。
家庭用脱毛器の脱毛効果は?永久脱毛はできない?
自宅でのムダ毛処理の方法はたくさんありますが、1番効果が得られるのはどの方法なのでしょうか?
答えは、家庭用脱毛器を使用する方法です!
シェーバーなどの方法は表面の毛を無くすのが目的で、毛は時間が経てば生えてきますが、それに比べて家庭用脱毛器の目的は抑毛・減毛です。
つまり、家庭用脱毛器なら毛が生えてくるスピードを遅くしたり、生えてくる量を減らすことができるということです。
回数を重ねることで、数週間に1度だったものが1ヶ月に1度などというように処理のスパンがどんどん長くなっていき、面倒な定期的な処理も必要なくなります。
サロンのような永久脱毛ではありませんが、それに一番近い効果を得られ、かつ自宅で手軽にできるのが家庭用脱毛器です。
初期投資には少し費用がかかりますが、サロンでの脱毛に比べれば安価で始めることができます。
サロンに行くよりも経済的に脱毛したいという方には、家庭用脱毛器がおすすめです!
家庭用脱毛器の脱毛効果が出るのはいつ?
家庭用脱毛器の脱毛効果が出るのは、平均2〜3ヶ月くらいかかります。サロンや医療脱毛では、1ヶ月くらいで効果を感じやすいですが、家庭用は出力が低いので時間がかかることが多いです。基本的な毛のサイクルは、顔や足、VIOは2ヶ月くらいで毛の周期があり、脇は、2〜3ヶ月くらいと部位によって毛の周期も変化します。
そのため、家庭用脱毛器では、回数を多く行わなければ、効果を感じづらいことがあります。長い時間かけても良い方や元々毛が薄い方にはオススメです。
また、毛のサイクルは、成長期、退行期、休止期の3つのサイクルで回っています。脱毛を行うなら成長期に行うことで、効果を実感しやすくなります。退行期や休止期は、抜けようとしている段階なので、ここで行っても効果を感じづらい傾向があります。
脱毛器の使用頻度は1週間~2週間に1回
脱毛器の使用頻度は、1週間〜2週間に1回行うことで、効果を発揮しやすくなります。脱毛はコツコツ行うことで、毛のサイクルを遅らせて、生えさせにくくします。
家庭用脱毛器は、出力が他に比べて弱くなっていますが、肌に優しいので、回数で補うことが出来ます。医療脱毛では、毛根を破壊することで生えさせなくさせますが、家庭用では、毛根は破壊できませんが、弱らせることで毛を生えにくくさせます。
家庭用脱毛器は基本的に2週間に1回のペースで照射します。脱毛のイメージとして、右肩下がりに毛の量を少なくしていきます。家庭用であれば、ムダ毛が出てきたなっと感じたら照射することで、毛を少なくすることができます。サイクルのタイミングに合わせて照射していきましょう。
家庭用脱毛器では2~3ヶ月で効果が出る
家庭用脱毛器の効果は、2〜3ヶ月で効果を発揮します。毎日行わず、1〜2週間に1回のペースで、6〜12回行うことで、効果を感じやすくなります。毎日行っても肌を傷つけるだけで、効果を感じづらいです。そのため、期間を空けて行うことで効果を感じやすくなります。成長期に照射を行うことで、毛にダメージを与え、生えにくくすることができるので、照射するタイミングが大切になります。
家庭用脱毛器は、平均3ヶ月くらいすると効果を感じてくるので、1〜2週間に1回のペースを抑えていきましょう。毛が少ないのに行っては火傷や傷になってしまうので薄くなった実感ができたら間隔を空けていきましょう。また、ムダ毛も出てくることがあるのでそしたら照射することでムダ毛処理もすることが出来ます。
家庭用脱毛器では完了までに1年半~2年かかる
家庭用脱毛器は、1年半〜2年くらいかかります。医療脱毛やサロンでは1年くらいで行うことが出来ますが、家庭用脱毛器は出力の弱さから時間がかかってしまいます。完全な永久脱毛はできませんが、ある程度の脱毛は家庭用脱毛器でもすることは可能です。最初のうちは、1〜2週間に1回行い、薄くなったと感じたら3週間に1回に変えるなどして期間を空けるようにしましょう。毎日行っても、あまり変化を感じづらいです。
毛のサイクルでムダ毛も出てくることがあるので、そのタイミングでも照射してムダ毛を処理しましょう。サロンや医療のように誰かにやってもらわず、自分で施術するので労力や長時間かかるので、長期的に行う必要があるので注意してください。
永久脱毛は自宅でできない!セルフ脱毛なら脱毛器を使おう
脱毛器を使ったセルフ脱毛にもメリットがある
脱毛といえばサロンやクリニック、病院での脱毛を思い浮かべる人は多いと思います。私もその一人で、3年前からサロンに通って脱毛しています。3年も通うと、毛が薄くなっている効果は実感できますが、とにかく時間がかかります。
また、予約の変更が面倒になってきたこともあり、脱毛器を使って自宅でできる「セルフ脱毛」に興味を持ちました。(「セルフ脱毛サロン」も最近登場しているようですが、まだ店舗数が限られており、サロンなので予約をとる必要もあるため、割愛します。)セルフ脱毛は、脱毛のムラができやすいこと、背中など手の届かないところは第三者の手が必要であることや肌のトラブルが起きても自己責任であるなどデメリットがありますが、それ以上にメリットもあります。
脱毛器のメリット①通う必要がなく好きなタイミングで脱毛できる
脱毛器を使うと、自分の好きな時間に脱毛できるため、忙しい学生さんや社会人、子育て中の主婦の方も気軽に始めることができます。思い立ったその時に自宅でできるのは脱毛へのハードルを大きく下げてくれます。余計なストレスなく続けられることが大きなメリットです。一方、脱毛サロンは都市部にあることが多く、通う時間が必要です。また、事前に予約をとって決められた時間に行かなければなりません。何より、「予約が取りづらい」です。
「明日行きたい!」「今週末の予定がなくなったから予約したい!」と思っても、運よく予約がとれることはごくまれです。私の通っている某サロンでは3か月先の予約がやっととれることもあります。これではなかなか脱毛が完了しません。
脱毛器のメリット②価格がクリニックやサロンより安い
脱毛器の相場は、1万円から9万円です。価格の違いは、製造国や機能の差です。広い範囲に当てやすい「フラッシュ式」や効果が出やすい「レーザー式」などの種類があります。特に効果が高いという口コミが多い「レーザー式」、ケノン社の脱毛器は、9万8000円で販売されています。
一方、サロンでは全身脱毛の場合約20万円、クリニックや病院では約30万円はかかります。脱毛したい箇所や箇所の多さによって金額が変わります。「ワキ脱毛、100円!」という広告を見たことがありますか?これは、新規顧客獲得のためのキャンペーンです。
ワキだけ脱毛しようと思ってサロンに来店しても、腕や足、背中など気になる箇所が出てくるので(スタッフは営業がとても上手です)、気づいたら10万円、20万円になっていることがあります。こんなに高価になるなら、「はじめから脱毛器を買っておけば良かった!」と感じるかもしれません。
脱毛器のメリット③使い続けることでしっかりとした効果を感じる
脱毛器は、クリニックやサロンでの脱毛に比べて肌にかかる負担が少なく安全ですが、脱毛効果が低いです。
そのため、フラッシュ式の脱毛器では、使いはじめ3か月ほどは1週間に2回程度するのがおすすめです。その後、ムダ毛の量が減ってからは1-2か月に1回程度お手入れします。レーザー式は、フラッシュ式に比べ肌への負担も気になるため、2か月おきなど毛周期に合わせたお手入れがおすすめです。サロンに通っていたはずの時間や予約が取れずお手入れができない時間を使って、脱毛器で繰り返しお手入れすることで効果を実感しやすくなります。
使用前のシェービングや、使用後の保湿をしっかりと行い、トラブルなく最大限の効果が得られるようにすることが大切です。
家庭用脱毛器の種類と選び方
前述の通り、家庭用脱毛器にはフラッシュ(IPL光)式とレーザー式の2種類があり、それぞれにメリット、デメリットがあります。フラッシュ式は、脱毛器を初めて使う方や手軽にケアしたい方におすすめです。
フラッシュ式の脱毛方法は、毛のメラニン色素に光を与えることで毛根にダメージを与えるものです。照射面積が広い分、短時間で済み、ムラなく照射できます。デメリットは、産毛など薄い毛に反応しにくい点です。
一方、レーザー式は医療レーザーと同じ仕組みを採用しており、フラッシュ式に比べ毛に変化が出やすいです。レーザー式の脱毛方法は、メラニン色素に反応するレーザーを使って、毛を育てる毛乳頭にダメージを与える仕組みです。デメリットは、照射範囲が狭いので、ケアに時間がかかったり、毛の生え具合にムラができやすい点です。
また、連続照射モードがある商品も人気です。照射間隔が1秒以内と短く、足や腕など照射面積が広くなっても、照射時間が短く済み、ケアが楽になります。
最後に、冷却機能の有無です。冷却機能があると本体が冷たくなり、痛みや熱を緩和できるので、脱毛時の痛みに不安がある方には嬉しい機能です。
経済面を考えると、カートリッジの交換可能なものを選ぶと良いでしょう。交換可能なものは、カートリッジの購入で繰り返し使用可能ですが、使い捨てタイプは使い切ってしまうと本体ごと購入する必要があります。また、カートリッジの交換で照射面積が変えられたり、美肌効果が高まったりと種類は様々。自分に合う機能が搭載されている脱毛器を選びましょう。
家庭用脱毛器には種類がある
・フラッシュ式
最も人気があるのがフラッシュ式脱毛器。
痛みが少なくお手入れ時間も短く済むのが特徴です。
お家で簡単にできるものを探している方におすすめです。
・レーザー式
医療脱毛で使われているレーザー脱毛は効果が高いです。
しかし効果が高い分、痛みも伴います。
また照射面積が狭いため、お手入れには時間がかかります。
確実に効果を実感したい方は挑戦してみるのもありです。
・サーミコン式
サーミコン式は脱毛ではなく、除毛です。
熱線で毛を焼き切ります。
かみそりで剃った後のチクチク感はなく、肌への負担が少ないです。
あまり毛が濃くない人は、サーミコン式で十分効果が期待できます。
・ローラー式
ローラー式は毛をローラーに巻き込み毛根から抜くやり方です。
1度抜いてしまえば、しばらくすべすべ肌を維持することができます。
毛根から毛を抜くので、脇やすねなどの毛が太い部分は痛みを強く感じることも。
除毛後は保冷剤で冷やしたり保湿をしたりして、肌をケアする必要があります。
・高周波式
毛をピンセットでつかんで高周波を流すことで、除毛するやり方です。
ピンセットで無理やり毛を抜くより痛みは少ないです。
しかし広範囲の脱毛には適していません。
眉毛や口周りの毛など狭い範囲の除毛に使うと良いでしょう。
家庭用脱毛器が自分に合った脱毛方式の種類かで選ぶ
家庭用脱毛器が自分に合った脱毛方法であるかよく考えましょう。
家庭用脱毛器を使うメリットは以下の3つが挙げられます。
・エステや医療脱毛より費用が抑えられる
・自宅で簡単にできる
・好きなタイミングで脱毛できる
全身脱毛をサロンを行った場合、20万円以上の費用がかかります。コストを抑えたい人は家庭用脱毛器で様子を見るのもありでしょう。
家庭用脱毛器は自宅で簡単に始められるのがメリットといえます。サロン脱毛は予約制で土日は比較的混んでいます。忙しくてサロンに行く時間がない!なんてことも。
生理中はサロンで脱毛をすることができません。そのため生理周期を考えながら脱毛をしなければなりませんが、家庭用脱毛器は好きなタイミングで使えるのがメリット。
家庭用脱毛器が自分に合った脱毛方法であるかよく考えて選びましょう。
全身脱毛なら顔やVIOも対応しているものを選ぶ
医療脱毛クリニックで行う全身脱毛は4種類のプランに分かれ、全身・顔・VIOの組み合わせから選べます。
①全身・顔・VIO
②全身・顔脱毛
③全身・VIO
④全身脱毛(顔・VIOを除く)
全身脱毛をする場合は顔やVIOも対応しているか確認しましょう。プランに入っていない場合、顔やVIOの脱毛には追加料金をとられます。
顔は毛穴が多く永久脱毛に時間のかかるパーツですから、完全に脱毛するには回数が必要な部分です。そのため、プランに入っていない場合は追加料金などの確認をしておくのがよいでしょう。
VIOの脱毛には抵抗を感じる人もいるかもしれません。毛を全部なくすのではなく自分の好きな形で自然に脱毛することもできるので、サロンの担当者に相談してみましょう。
短時間で終わらせたいなら照射面積の広いものを選ぶ
家庭用脱毛器を選ぶ際には、照射口の大きさにも注目しましょう。
腕・脚・背中など面積の広い部分には照射範囲の広いものが効果的です。
一度に広い面積にアプローチできるため、スピーディに脱毛を終わらせることができます。
また照射する回数も少なくて済みます。照射口が狭いと時間がかかり、照射漏れにも繋がります。
顔の産毛・眉毛・指の毛などピンポイントにアプローチする場合は、照射面積の狭いものを選びましょう。照射部位に合わせてアタッチメントを交換することで、時間とコストの節約にもなります。
フラッシュ式の家庭用脱毛器を選ぶ際には、顔用・ボディ用・VIO用などアタッチメントが交換できるタイプのものを選ぶと良いでしょう。
痛みが心配なら照射のレベル調整が可能なものを選ぶ
家庭用脱毛器は照射のレベル調整が可能なものを選びましょう。
なぜなら照射レベルを調節することで肌の弱い人も使用することができるになるからです。
例えば、家庭用脱毛器ケノンは照射レベルが10段階に分かれています。
この場合、肌が敏感な方はレベル1〜2から始めたり、敏感肌ではないけど痛みが心配という方は、レベル3〜4に設定したりして自分に合わせた照射レベルに設定します。レベル10に設定すると痛みも強くなりますが、その分効果も期待できるため、痛みの感じ方に合わせて調節していきましょう。
初心者の方や肌が弱い人、デリケートゾーンの脱毛をする時は照射レベルを低く設定し、肌の様子をみることも大切です。痛みが強いまま脱毛をすると、肌への負担が大きくなりますし、脱毛自体を億劫に感じてしまうでしょう。自分で脱毛するからこそ、肌の調子には気をつけながら脱毛をしましょう。
カートリッジが交換可能かどうかで選ぶ
家庭用脱毛器の中には、カートリッジを交換できるタイプのものがあります。
照射回数を使い切ってしまうと本体ごと買い換える必要のある使い捨てタイプと違って、カートリッジを交換するだけで繰り返し使用することができるというメリットがあります。
カートリッジには様々な種類があり、小さい面積に照射する用のものや顔専用のものなど、目的に合わせてカートリッジを交換できるのも嬉しいポイントですね。
さらに、カートリッジ式であれば、家族とシェアすることも可能です!
しかし、脱毛器によって対応しているカートリッジの種類が異なっていますので、脱毛器を購入する際には、一緒にカートリッジもチェックしておくのが良いでしょう。
家庭用脱毛器のおすすめ3選【フラッシュ式】
では実際に家庭用脱毛器を選ぶならどんな商品がいいのでしょうか。ここではフラッシュ式の家庭用脱毛器のおすすめ3選を紹介します。迷った際の参考になれば幸いです。
1位:ケノン
家庭用脱毛器といえば、まず第一の候補になるのがケノンでしょう。高い効果を発揮しながらも購入価格も7万円以下、カートリッジを交換すれば本体を買い直さなくてもずっと使えて経済的という、コスパ◎な家庭用脱毛器の代表です。
ポイントなのは、「瞬間最大出力」の高さです。自宅で本格的な処理が行えるので、「自宅で手軽に脱毛したいけど、しっかりとした効果を期待したい方」にぴったりといえます。また、ケノンは日本人の肌質や毛質に合わせた日本製なので、痛みが少ないのも魅力の一つです。
照射範囲も広く、フラッシュの間隔が0.4秒と短いので、圧倒的なスピードで全身を処理できます。顔もVIOも照射可能なので、サロンに行く手間もなく、おうちでさくっと全身脱毛ができますよ。
価格 | 69,800円(税込) |
脱毛方式 | IPL方式(フラッシュ) |
照射可能な部位 | 顔・VIOを含む全身 |
レベル調整 | 10段階で可能 |
照射回数 | 最大300万発(レベル1で打った回数)
最大50万発(最大レベル10で打った回数) ・全身ならレベル10でも約1,200回使える |
照射面積 | 面積が広い
・4.5cm ・9.25cm2 |
カートリッジのみの交換 | 可能 |
使用頻度 | 1週間に1回 |
男性の使用 | 可能 |
2位:脱毛ラボ ホームエディション
脱毛専門サロン 脱毛ラボがプロデュースする「脱毛ラボ ホームエディション 」も大人気の家庭用脱毛器です。
サロンのクオリティを限りなく再現した照射パワーの強さが特徴となっています。
なんと言っても、この脱毛器のポイントは冷却機能付きであるということです!
脱毛器自体に冷却機能がついているため、照射した後そのまま肌を冷やすことができます。
保冷剤やジェルで冷やすという手間もかかりません。
そのため、脱毛にかかる時間も短くて済みますよ!
また、他の脱毛器であれば美肌エステには専用のカートリッジが必要ですよね。
しかし、このホームエディションはカートリッジを交換しなくても、美肌エステ効果を得ることができます。
それ以外にも、本体の重さは277gと超軽量のため持ち運びにも優れているの嬉しいポイントです。
価格 | 71,478円(税込) |
脱毛方式 | IPL方式 |
照射可能な部位 | 顔・VIOを含む全身 |
レベル調整 | 5段階 |
照射回数 | 30万発 |
照射面積 | 4.8cm2 |
カートリッジのみの交換 | 不可 |
使用頻度 | 2週間に1回 |
男性の使用 | 可能 |
3位:LAVIE(ラヴィ)
家庭用脱毛器LAVIE(ラヴィ)は、他の脱毛器と比べてもかなり安い価格で購入できます。
こちらの脱毛器の特徴として挙げられるのは、日本国内で製造されているということです。
日本製ですので、日本人の肌に合わせて作られています。
それに加えて、厳しい品質管理も行っており、製品の保証が2年間分付いているところも安心できるポイントです!
さらに、LAVIEは電源コードに接続するタイプですので、充電する必要はありません。
使いたい時に充電がなくて使えない!なんてこともないですよ。
また、LAVIE本体はモノトーンでシンプルなデザインになっており、インテリアのような見た目です。
お部屋にそのまま置いていても違和感がなく、お部屋の雰囲気を崩すこともありませんよ。
価格 | 54,780円(税込) |
脱毛方式 | IPL方式 |
照射可能な部位 | 顔・VIO含む全身 |
レベル調整 | 7段階 |
照射回数 | レベル1で10万回
レベル7で5000回(全身17回分) |
照射面積 | 30mm×20mm |
カートリッジのみの交換 | 可能
美顔用カートリッジも有 |
使用頻度 | 10日〜2週間に1回 |
男性の使用 | 可能 |
家庭用脱毛器のおすすめ1選【レーザー式】
トリア4X
家庭用脱毛器といえばIPL方式を採用した光脱毛が一般的ですが、こちらのトリア4Xはレーザー式を取り入れています。
そのため、IPL方式に比べて脱毛効果が高いのがポイントです!
トリアは医療脱毛クリニックで使われる「ダイオードレーザー」と同じレーザーを照射することができ、アメリカの政府機関であるFDAから許可を得ている唯一の家庭用レーザー脱毛器でもあります。
ただし、安全性のため、照射パワーは医療脱毛で使われるレーザーよりも低く設計されています。
クリニックのレーザー脱毛よりパワーが弱いとはいえ、トリアはヒゲや脇などの太い毛にもしっかりと効果がありますので、男性にもおすすめできます。
しかし、鼻から上の顔とI・Oラインには使用できませんので、全身の脱毛がしたいという方は注意が必要です。
価格 | 48,000円(税込) |
脱毛方式 | レーザー式 |
照射可能な部位 | 脇・背中・腹部・腕・足・指・Vライン・口周り
(鼻から上とI・Oラインは除く) |
レベル調整 | 5段階 |
照射回数 | 電池の寿命が尽きるまで使用可能 |
照射面積 | 1cm2 |
カートリッジのみの交換 | 不可 |
使用頻度 | 2〜4週間に1回 |
男性の使用 | 可能 |
永久脱毛を自宅ではできない!脱毛はどこでする?
自宅で永久脱毛ができない!永久脱毛できる場所は?
家庭用脱毛器を使用することで、毛が生えてくるスピードを遅くしたり量を減らしたりすることはできますが、これは永久脱毛には分類されません。
永久脱毛には毛根を破壊できるレベルの強い照射パワーが必要ですが、これは医療機関でないと扱うことができません。
つまり、永久脱毛をするなら医療脱毛をする必要があるということです。
医療脱毛は、医師のいる病院やクリニックで受けることができますよ。
また、医療脱毛にはレーザーを照射する「医療レーザー脱毛」と毛穴に針を指して1本ずつ脱毛する「ニードル脱毛」の2種類があります。
医療レーザー脱毛は、ニードルに比べると痛みが弱いですが、効果には個人差があるため何度もクリニックに通わなければならない可能性もあります。
ニードル脱毛は、かなり痛みがありますが脱毛効果が高いのが特徴ですが、1度に広範囲を施術できないため、全身脱毛にはかなり時間がかかります。
ただ、もし永久脱毛まではないけど、家庭用脱毛器で脱毛するのがちょっと不安…という場合は、脱毛サロンをおすすめします。一番おすすめなのは「シースリー」です。かなり安いですし、永久保証がついています。家庭用脱毛器で脱毛するなら再度ムダ毛が復活したら自分で処理しなければなりませんが、シースリーなら無料で永久的にまた通えるので、ムダ毛が復活しても安心です。
関連記事:【シースリーの口コミ】評判や効果は?料金や予約も!
それぞれのメリット・デメリットをしっかりと理解し、自分にあった方法やクリニックを選ぶことが大切です!
自宅とクリニックどちらがいい?
脱毛をするなら、自宅で家庭用脱毛器を使用するのをおすすめします!
理由として、
・自分のペースで脱毛できる
などがあります。
まず費用についてですが、クリニックでは1回の施術で数万円かかります。
一方、家庭用脱毛器なら商品にもよりますが、10万円以下で全身脱毛10回分以上の照射が可能です。
もちろん家庭用脱毛器では永久脱毛できませんが、家庭用脱毛器の照射回数を使い切る頃には毛が生えてくるペースはかなり遅くなっていますから、処理する頻度も少なくできます。
コストパフォーマンスの面から考えると、家庭用脱毛器で十分だと言えます。
また、自宅で脱毛するので、自分の好きなときに気になる箇所だけを処理できます。
特にVIOは、水着を着るときは脱毛したいけど温泉に行くときに処理した状態だとちょっと恥ずかしい…ということがありますよね。
永久脱毛ではないという点をうまく利用して、「夏だけ脱毛して、その他の季節は処理しない」といったように自分で自由に扱える点も家庭用脱毛器のメリットです。
永久脱毛は自宅でできる?のまとめ
結論からいうと、自宅で永久脱毛をすることはできません!
永久脱毛をするには、医療脱毛ができるクリニックに行く必要があります。
しかし、家庭用脱毛器を使用することで、毛の生えてくるスピードを遅くしたり生えてくる量を減らしたりすることは可能です。
脱毛といってもたくさんの方法がありますので、完全に毛が生えないようにしたいのか、処理する頻度を減らしたいのか、それぞれの方法のメリット・デメリットをしっかり見比べて、自分にあった方法を見つけてくださいね。